活動の記録

2021年度 第1回研究懇話会

2021年7月26日 15時55分 [関私教協管理者]
研究懇話会

テーマ:Society5.0時代における未来の学びと公教育

 

日時:2021718 日(日)15:0017:00

形態:Zoomミーティング

 

【タイムスケジュール】

15:00~ 趣旨説明・講師紹介

15:05~ 講演 児美川 孝一郎 氏

16:05~(休 憩)

16:20~ 質疑応答

16:55~ 総括

17:00  閉会

 

講師:児美川 孝一郎 氏(法政大学キャリアデザイン学部 教授)

 

【趣旨】

本年516日に開催された関私教協・東教協による合同研究大会は「中教審答申「令和の「日本型学校教育」の構築を目指して」の展望-ICT の活用と教師教育を中心に-」というテーマで、GIGAスクール構想とその実践、教員によるICT活用の現状、個別最適な学びとその可能性などさまざまな観点から検討された。答申では、社会の在り方が劇的に変わる「Society 5.0時代」の到来、新型コロナウイルスの感染拡大など先行き不透明な「予測困難な時代」において、「令和の日本型学校教育」の実現は必須であることが前提となって、様々な提言がなされているが、従来の日本型学校教育との接続には、大きな困難や課題があることが予想される。今回の講演では、Society 5.0時代における教育について問題提起をされている法政大学の児美川孝一郎先生をお招きし、Society 5.0時代における未来の学び(少人数学級・1人1台端末・個別最適化された学びが子どもたちに与える影響)とその課題(教育の公共性、教育のICT化による学校教育の在り方、教育の市場化)について、ご講演いただき、意見交換を通して、教職課程、教員養成に求められる役割について理解を深めたいと考える。