活動の記録

2022年度定期総会、合同研究大会及び 2022年度研究部総会、第1回研究部会

2022年6月6日 14時04分 [関私教協管理者]

2022年度定期総会、合同研究大会及び 2022年度研究部総会、第1回研究部会

日時:2022515日(日)11:15~12:15

形態:Zoomミーティング

2022年度 関私教協定期総会議事録.pdf

総会に引き続き、東京地区教職課程研究連絡協議会との合同研究大会が、13時20分~15時30分に開催された。

13:20 開会挨拶 関私教協 会長 石川 正俊 氏(東京理科大学学長)

    趣旨説明 関私教協2022 年度研究部長 山本 智子 氏(国立音楽大学)

13:30 講演 渡辺 大輔 氏(埼玉大学基盤教育研究センター准教授)

14:55 休憩

15:05 質疑応答

15:25 閉会挨拶 関私教協2021-2022 年度事務局長 眞田 克典 氏(東京理科大学)

15:30 終了

【趣旨】

文部科学省は、2015年4月に「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」を通知し、2016年4月には教職員向けに「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」を発表、本年に改訂される『生徒指導提要』に性の多様性について記述されるなど、学校現場における性の多様性についての正しい理解と認識を深める動きが進んでいる。しかし現行の学習指導要領(平成29・30・31 年改訂)では、性の多様性に関する内容は盛り込まれていないことから、各学校段階で確実に学ぶ機会が設けられているとはいえない現状にある。

性の多様性が認められる社会を構築していくためには、学校現場において、すべての教職員が性の多様性に関する基礎的知識を持ち、中立性が確保された教育を行うとともに、当事者の児童生徒のよき理解者としてサポートすることが求められる。

そのために教員養成課程では、教員を目指す学生にどのようなことを教授し指導することが必要なのであろうか。今回の講演では、ジェンダー/セクシュアリティ教育を専門に研究をされておられる渡辺大輔先生をお招きし、性をめぐる子どもたちの現状、学習指導の留意点(教科教育含む)、当事者の個別支援の方法等を中心にご講演いただき、意見交換を通して、教員養成課程において性の多様性をどのように伝え、考えていく必要があるのか理解を深めたい。