活動の記録

2021年度 定期総会・合同研究大会

2021年7月26日 15時51分 [関私教協管理者]
合同研究大会

2021年度 定期総会・合同研究大会


日時:2021516日(日)11:4512:37

形態:Zoomミーティング

2021年度 関私教協定期総会議事録.pdf


総会に引き続き、東京地区教職課程研究連絡協議会との合同研究大会が、14時~17時に開催された。

 

【タイムスケジュール】

14:00~ 開会挨拶 東京地区教職課程研究連絡協議会 会長代行 東京大学 片山勝茂氏

14 :10~情報提供 (1)学校教育におけるICT 活用とGIGA スクール構想

東京学芸大学准教授 高橋 純 氏

 (2)「令和の日本型学校教育」構想と「個別最適な学び」の可能性を問う

東京学芸大学名誉教授 三石 初雄 氏

15:30~休 憩

15:50~質疑応答・全体討議

16:55~閉会挨拶 東京地区教職課程研究連絡協議会 副会長

17:00 閉会

 

【趣旨】

本年1 26 日に、中教審答申「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~」が出された。答申は、GIGAスクール構想の実現によって可能となるICT を活用した個別最適な学び(学習の個性化)、個に応じた指導(指導の個別化)を、従来の教育実践の蓄積と接続しようとするものであるが、その接続によって従来の教育実践が抱えていたどのような課題を克服できるのか、その接続にはどのような困難があるのかに対する関心は大きい。

また答申は、教師のICT 活用指導力の向上などを意識した、教職課程全体の速やかな制度改正(新科目の設置や既存科目の内容変更など)にも言及しているが、その制度改正は具体的には教職課程にどのような影響を及ぼすこととなるのか、その制度改正の実現にはどのような困難があるのかに対する関心も大きい。

 今回のシンポジウムでは、ICT の活用と教師教育を中心に、今後の学教教育や教員養成を左右し得る今般の中教審答申について、専門家を招いて意見交換し、今般の中教審答申の意義や課題について、さまざまの視点から検討したい。