研究部会一覧
研究部会一覧
関私教協では8つの研究部会が開催されます.
◎研究部会役員等一覧
2023年度研究部会役員等一覧.pdf
各研究会の活動方針
2023年度
第1部会:教育実習
部会長:齋藤 史範(日本大学法学部)
副部会長:栗田 るみ子(城西大学)
世話人:小林大祐(慶應義塾大学)、北村篤司(昭和音楽大学)
今年度のテーマ:「教育実習ならびに学校体験活動の現状と課題」について
教育実習の時期・方法の見直しの議論が進んでいることを踏まえ、学校体験活動との関係を視野に入れながら、議論を深める。作成途中の調査票を完成させ、まずは部会内で調査を実施する。また、教育実習の在り方の見直しや教員採用試験の早期化への対応などについて、情報収集や情報交換を行う。
活動計画:
○第1回(7月16日・ZOOM会議)…部会長・副部会長の選出、研究テーマの決定、研究計画について ほか
○第2回(11月予定)…調査票の質問項目の趣旨説明と確定(第2回部会までに質問項目を募集)、情報交換会 ほか
○第3回(3月予定)…調査票結果に関する合評会 ほか
2023年度
第2 部会:教職課程組織運営
部会長:奥田 宏志(芝浦工業大学)
副部会長:岡田 愛(立正大学)
世話人:後藤正矢(多摩美術大学)・青木研作(東京成徳大学)
教職課程の組織運営について,今年度は主に以下のテーマを研究する。その際,昨年度実施した「教職課程組織運営及び『教職センター』に関するアンケート」の結果を踏まえて検討する。
・大学組織と教職課程の関係について
・卒業生(教員経験者)や実務家教員との協力関係について
・教員採用や教職志望者減少に対する組織上の課題・対策について
・教職課程に関わる事務職員と教職課程教員との関係について
2023年度
第 3 部会:教職カリキュラム
部会長:小松伸之(清和大学)
副部会長:田辺基子(神奈川工科大学)
世話人:池田賢市、高木雅史(中央大学) 白石一徳(文化学園大学)
今年度のテーマ:「教員採用試験の前倒し実施が教職課程カリキュラムに与える影響の分析と対応策の検討」
教員採用試験をめぐる状況は大きな変化の中にあり、2023年実施分から一部自治体で大学3年生から受験可能となり、2024年実施分からは全国的に日程の前倒しが検討されています。このような変化は、「単位制度の実質化」が強く求められているなかでの科目配置の再検討、実施・公表段階に入っている教職課程自己点検評価の見直し(例えばカリキュラム・ポリシーの変更)など、教職課程カリキュラムに多大な影響を与えるものと思われます。今年度はこの問題に対する各大学の取り組み状況について情報共有をし、対応策を検討していきたいと考えています。初回(7月16日)を終え、その後、9月末、12月、2月または3月の3回の開催を予定しています。
(*写真は2019年度の部会の様子)
2023年度
第4部会:短期大学
部会長:黒田 圭一(帝京短期大学)
世話人:新田 司(千葉敬愛短期大学)
今年度のテーマ:
①各大学、短大の実習の取り組み状況・課題について
②幼稚園教諭養成課程での設置科目の検討、基幹教員がもたらす影響について
本部会は短期大学が所属する部会ですが、所属をしている短期大学の多くが幼稚園教諭養成課程を持っていることから、同じ課程を持つ4年制大学の方も所属しております。今年度は毎回の研究部会で、各大学、短大の実習の取り組み状況・課題についてと幼稚園教諭養成課程での設置科目の検討、基幹教員がもたらす影響について報告、情報共有し、今後の課題について検討いたします。
今後の開催スケジュールについては、9月中旬、1月上旬、3月上旬を予定しております。
(*写真は2019年度の部会の様子)
2023年度
第 5 部会:教員採用
部会長:大久保 俊輝(亜細亜大学)
副部会長:柴内 靖(和洋女子大学)
世話人校:河村 久(聖徳大学)、遠藤 克弥(東京国際大学)、堀井 英一(東京国際大学)
今日の教員不足の現状に対応して教員採用選考の改革が進められていることを踏まえ、教員採用選考に係る調査・研究をとおして現状の課題、教員養成を行う各大学における対応の在り方等について検討する。 ・年内に会員校に対して、域内の公立学校教員採用選考と、各大学の取組に係る調査を実施予定。
・部会については年4回開催を予定。
2023年度
第 6 部会:教育実習のハラスメント防止
部会長:岡明秀忠(明治学院大学)
副会長:鈴木麻里子(流通経済大学)
世話人:伊東 毅(武蔵野美術大学)
今年度のテーマ:「教育実習におけるハラスメント防止・対策のための取り組み」に関する実態調査
第6部会(教育実習のハラスメント防止部会)は、これまで主に「教育実習におけるセクシュアル・ハラスメント」「介護等体験におけるセクシュアル・ハラスメント」「教員採用試験における適性検査」の3つ問題に関する調査を行ってきた。昨年度は「教員採用試験における適性検査」に関する問題について調査を行ったが、その際、受験者の性の多様性への配慮の有無も合わせて各教育委員会に尋ねた。今年度は、教育実習に関する調査を行いたいと考えているが、セクシュアル・ハラスメントを含む実習時のハラスメント全体の調査を行いたいと考えている。
活動方針・活動計画など:
1) 調査内容・時期・まとめ方の検討および倫理審査の準備
2) 幹事校会に倫理審査を要請
3) 調査の実施/分析及びまとめ/報告書の作成
2023年度
第 7 部会:理数系教員養成
部会長:尾高 進(工学院大学)
世話人:齋藤 史夫(東京家政学院大学)
おおむね2か月に1回の頻度で部会を開催する予定です。
特定の研究テーマは設けず、その時々で重要と思われる問題について適任の方に報告していただき、深めていくというスタイルで活動します。懇親会の開催も検討しています。
(*写真は2019年度の部会の様子)
2023年度
第 8 部会:教員養成制度
部会長:竹内 久顕(東京女子大学)
副部会長:森田 満夫(立教大学)
世話人校:田村 真広(日本社会事業大学)
第1回の参加者は10名。所属校の近況や関心事を含めた自己紹介、部会長・副部会長選出(再任)のあと、昨年度までの経緯と今年度の方針について情報交換とフリートークを行った。
その結果、教職課程における多様な専門性を有する教師の養成に関連した課程認定基準の改正とモデル開発、教員養成部会での検討を踏まえた省令改正等について、第8部会として情報交換と分析を行っていくこととした。MLでの情報交換を随時行うことも確認された。
部会長、副部会長、世話人、榎本淳子先生(東洋大学)との間で適切な日程を設定し、次回の開催案内を発信する予定である。
(※写真は2019年度の部会の様子)
2024年度 研究部会活動報告
■第1部会
今年度のテーマ:「教育実習ならびに学校体験活動の現状と課題」について
教育実習の早期化・分散化の要請への取組、教育実習内でのICT対応の現状、教育実習と教育現場の多様化など、現在の教育実習における課題を複数取り上げ、小グループに分かれて検討し、教育実習の実情と現代的な課題を抽出する。
活動計画:
○第1回(7月28日・ハイフレックス方式)…部会長・副部会長の選出、研究テーマ・研究計画の検討 ほか
○第2回(11月予定・オンライン)…テーマ毎にグループに分かれ、意見交換・進め方の検討を行う
○第3回(3月予定・対面)…各グループの調査や議論の結果を共有し、教育実習の実情と現代的な課題を抽出する
■第2部会
教職課程の組織運営について、昨年度は、大学組織や事務職員と教職課程の関係、卒業生(教員経験者)や実務家教員との協力、教員採用や教職志望者減少の現状や対応、採用試験対策の方法などについて知見や意見の交流を行っており、それらを踏まえながら、今年度は主に以下のテーマを研究する。
・教職課程の組織運営に活かすための「学生の実態調査アンケート」の開発
・採用試験や教職志望に関係する卒業生(同窓会)との協同・協働
・他の研究部会との合同実施(情報交換)
■第3部会
昨年度からの継続的なテーマ「教員採用試験の早期化・複線化への対応と教職カリキュラム改革の検討」を中心に、参加校の情報共有及び意見交換を行います。教職課程を取り巻く状況が変化する中でカリキュラム等の見直しが求められる時期にきており、「教職課程自己点検・評価報告書」を活用した具体的なアクションプランの策定も議題とします。その他の検討事項を含め、9月・12月・2月に開催する研究会の中で参加校の皆様と意見交換を進めていきます。
■第4部会
・今年度のテーマ
「実習についての各大学・短期大学の取り組みについて」
「令和7年度に改訂される認証評価基準を基に取り組みを考える」
・活動方針、活動計画について
今年度は2つの大きなテーマを踏まえて活動を行っていきたいと考えている。実習については、昨今の学生の状況を鑑みて日誌の記入についてかなりの負担感があり、精神的に不安を持つことが多いため、それらの工夫店や改善点を協議し、より良い実習が行えるようにしていきたい。そのために大阪府私立幼稚園連盟実習ガイドラインやそれぞれの大学、短期大学の実習の手引きを参考にして充実した話し合いが行えるようにしていきたいと考えている。
2つ目のテーマに関しては、令和7年度に改訂される認証評価基準を基にそれらについての取り組み等(工夫している点や改善したほうが良いと協議されている点)の情報共有をはかり、今後の認証評価に向けて各大学、短期大学の参考にできたらと考えている。
これらのテーマも準じて情報交換、議論を重ね、短期大学における教員養成、及び4年制大学における幼稚園教諭要請をより良いものにしていきたいと考えている。
■第5部会
近年、教員採用選考の採用倍率が大きく低下し、採用のためのハードルのかつてない易化傾向が進行している。そんな中で、教員養成を担当する我々の側にも、学生が以前よりも熱心に勉強しなくなった、質保証に不安を覚えるといった戸惑いが広がりつつある。
そうした問題意識のもと、今年度は、教員採用の現状をめぐって、採用側と養成側の間で互いに状況認識や課題点を突き付け合うという形の対話の場を形成していくことを活動方針としていく。具体的には、教育委員会の採用担当者を講師としてお招きすることなどが構想に上がっている。
■第6部会
今年度のテーマ:「実習生から見た教育実習におけるハラスメントの実態調査」報告書(24年3月)を受けての分析・検討
昨年度は、ハラスメントの実態に関する報告書(24年3月)を作成した。
本年度はこの報告書の内容を受けて、専門家の助言を頂きながら分析・検討を行う。
活動方針・活動計画など:
1) テキストマイニングに関する勉強会の開催。
2)昨年度の報告書の内容について、各章担当者が発表を行い、分析結果についての検討会を行う。
3) 各大学の取り組み状況の共有。
■第7部会
おおむね2か月に1回の頻度で部会を開催する予定です。
特定の研究テーマは設けず、その時々で重要と思われる問題について適任の方に報告していただき、深めていくというスタイルで活動します。懇親会の開催も検討しています。
■第8部会
第1回研究部会で、2023年度部会長(竹内久顕先生)から「教員免許更新制」実施を契機に創設した【第8部会 教員養成制度部会】のあらまし、それを受けて各出席者の自己紹介・問題意識・意見交換をし、以下の通り、今年度のテーマ等を決定した。 ・今年度のテーマ:第8部会の在り方の検討(【第3部会 教職カリキュラム部会】など他部会との統合も含めて)
・活動方針、活動計画:上記テーマに基づき、第2回研究部会はひとまず「(仮)テーマ【第8部会 教員養成制度】の成果(継承すべき遺産)と課題」(予定:9月以降)を開催し、部会メンバーが同部会の成果を共有し、今後の研究課題を明らかにしていくことを確認した。